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ベクレルラボ=「ベクラボ」は、 LB200を持った素人主婦が個人的に放射能汚染問題などについて考えてます。
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1986年4月26日 
チェルノブイリ原子力発電所4号炉が爆発 
ヨーロッパの広い地域が汚染された。 
それから25年。 
世代は変わろうとしている。 

「わたしは21歳。いわゆるチェルノブイリチルドレンです。 
 甲状腺の機能に障害があって、健康状の不安を抱えています。 
 母はもういません。11年前にガンで亡くなりました。 
 チェルノブイリの事故との因果関係はわかりません。 
 でもウクライナではたくさんの人がガンで死んでいるので、 
 関連があるんじゃないかと思っています。」 

「ぼくは23歳。チェルノブイリ事故の翌年の生まれです。 
 今はウクライナの原子力発電所で働いています。 
 ウクライナにある発電所の設備はどこも老朽化が進んでいて、 
 中には20年近く使われていないものもあります。 
 原子力発電所の状態は決して良くはありません。 
 このままだと第二のチェルノブイリ事故が起きても不思議ではありません」 

「私も仲間も、あの事故のことを忘れてはいません。 
 でも周りの人は、もうほとんど関心を持っていないようです。 
 もちろん事故があったことは誰でも覚えています。 
 ただ、25年も経った今ではみんな日々の生活に追われ、 
 関心は薄れてしまっています」 

1986年の出来事を今の自分と結びつけて考える若者はあまりいない。 
情報はほとんど公開されず、当時の出来事を証言できる人も少なくなった。 
しかし、チェルノブイリの物語は決して終わった訳ではない。 


今も30km以内は立ち入り禁止区域になっているのに、 
年間3000人の見学者が来る。 
ガイガーカウンターが鳴ってるのに、マスクもせずに普通に歩いてる。 
子供は、事故後のチェルノブイリをリアルに模したゲームをして遊んでいる。 
とはいえ、禁止区域の中は場所によってはあとで病気が発症する可能性もあるとか。 
でも、人を連れてこなくては行けない。 
深刻なのは、あの出来事が風化してしまうこと。 

最近では大統領選挙などでチェルノブイリの問題が取り上げられることはほとんどありません。 
市民の関心の低さがそこに現れています。 

若い人は事故についてほとんど聞かされていないので、 
自分で興味を持った人以外はほとんど知りません。 

事故の5年後以降、これまでにウクライナの人口は700万人も減少しています。 
そして事故によって健康被害を受けた人は225万4000人にもなると推定されています。 
治療を受ける必要がある人達だけで、それだけいるんです。 
ところが、事故から20年も経たないうちに国連と国際原子力機関そして世界保健機関は事故の後遺症についての医学調査を縮小する、さらには中止すると決定しました。なぜそんなことになったのか分かりません。 

子供達の健康状態に非常に深刻な影響が出ています。 
現在、健康に問題のない子どもはわずか5~10%。 
多くの子どもたちが慢性的な疾患をかかえています。 
中には5つもの病気を併発している子もいます。 
事故処理に当たった人の子どもは、先天性異常の発生する率が大変高いのです。 

以前へ平均寿命が75歳だったのに、今では寿命が減っているといいます。 
5年か10年後には、平均寿命は55歳になってしまうだろうと言っています。 
人生が20年も短くなるなんて、恐ろしいことです。 


石棺の管理者が最も気にしているのは、核燃料がどのような状態にあるのか。 
核燃料を含んだ溶岩状の固まりは年月とともに劣化しもろくなってきていることが分かっています。セラミックの1枚岩のようなものが欠片状に崩れはじめているのです。ぼろぼろと崩れ粉塵や灰になると広範囲にばらまかれます。 
そうなれば更に土壌が汚染されるでしょう。 
アルファ線を出す放射性物質が広がるので、非常に危険です。 
放射線測定士なら、アルファ線の危険性は皆知っています。 
20年後、30年後まで危険と向き合わなくてはいけないのです。 


ウクライナは2030年までに22基の新しい原子炉を建設する計画を立てている。 
この計画の裏には、電力をヨーロッパに輸出したいというウクライナの意図があるのです。 
ウクライナの送電網をヨーロッパの送電網とつなげようという大掛かりな計画がたてられています。これが実現すれば、ウクライナは、原子力エネルギーから手を引こうとしているヨーロッパの国々に電力を輸出することができるのです。 

人気ばかりを気にして、大衆におもねるような政治はもうそろそろ止めて欲しいと思います。どんな難しい問題でも、力を尽くして解決に導こうとする強い意志を持った指導者をウクライナの国民は求めています。残念ながらそれが分かっていません。 
政治家はもっと腰を落ち着けて政治に取り組んで欲しいものです。 
しょっちゅう大臣が変わり、行政組織も変わってしまうようでは、 
何一つ決められません。 















 

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プロフィール
HN:
ベクラボ
性別:
女性
職業:
主婦
自己紹介:
群馬県在住。ときどき仙台市に出没します。
食品の放射性物質について測定したり、勉強したりしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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